住宅用太陽光発電システム そこが知りたい!
 
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コスト・経済性編

Q1.太陽光発電システムを導入すると電気代が安くなるのでしょうか?
A1.
主に天気のよい日中等の発電して余った電力を電力会社へ売るシステムにより節約出来ます。 さらに夜間は、割安な「時間帯別電灯契約」を利用すればさらに電気代が節約出来ます。

つまり、 昼間の時間帯は太陽光発電でまかなえるうえ、余った電力は割高な料金で売ることができ、夜間は割安な電力を利用できます。

これらのことが、太陽光発電システムのカタログ等に良く書かれていると思います。

実際はどうかといえば、長い期間使用しないと元は取れないと思います。例えば3kwのシステムだと大体年間8万円分の電力を発電可能です。現在の太陽光発電の価格(助成金込み)160万円として除算すると償却まで20年になる訳です。太陽電池の耐久性はカタログ値で20〜30年。その他の機器が10年となっていますので、導入による収支はプラスマイナスゼロといったところです。但し金利の変動リスク等は除く。
  
詳細なコスト計算を行っているページを紹介します。
浅川太陽光発電所

Q2.太陽光発電システムはこれから安くなっていきますか?
A2.
太陽光発電システムの場合、一度購入してしまうと、それ自体が市場での資産価値を持つわけではないので、価値はもっぱら太陽光発電システムが発電する電力ということになります。この電力とコストに関する計算は様々なページでおこなわれていて、大体20年くらいで元が取れるようです。

では、この20年という年月を考えてみましょう。今から20年前とはいったいどんな時代だったでしょうか? 当時はイラン革命を発端とする第二次オイルショックの余韻が残る時代でしたが、太陽電池を屋根に乗っけている家なんてありませんでした。太陽電池が高額なので誰もそんなことを実行しなかったのです。それが、20年後の今日、実用化レベルの技術として存在します。

そして、これからも太陽電池の技術革新は続き、いずれはインドや中国等(これらの国の半導体産業は実は凄い)で大量に生産され、価格は確実に下落してゆくものと考えられます。

過去の価格の推移としては、3kwのシステムの場合、1994年が約600万で2000年が約262万なので6年間で大体56%の下落率と考えられます。年率換算で9.3%くらいです。但し、下落の幅は減少傾向にあるようです。>>参考

では、価格が下落すれば安く導入可能かといえば、一概にそうはいえません。何故なら国や地方自治体の助成金がなくなってしまう可能性が否定できないからです。

しかし、エネルギーショックなどの危機が世界を襲った場合には、一時的に価格が上昇する可能性もありますが、将来的には徐々に安くなってゆくものと思われます。

 

助成編

Q1.どのような助成制度がありますか?
A1.
住宅用太陽光発電の場合、経済産業省(新エネルギー財団)の助成をはじめ、一部の地方自治体でも独自の補助制度を実施しています。

Q2.新エネルギー財団の助成金の金額は?
A2.
募集期間によってことなります。平成13年度は、1kwあたり18万円です。3kw施設の費用を210万とすると、助成率は22%弱といったところでしょうか。雨水タンク等に比べて少ないかもしれませんね。どうにかしてほしいものです。
NPO等が関わると半額助成という制度もあるそうです。

Q3.新エネルギー財団の助成を受けるための基準は?
A3.
住宅用太陽光発電システム(住宅の屋根等への設置に適した、低電圧電線と逆潮流有りで連係し、かつ、太陽電池の最大出力が10kw未満の太陽光発電システム)を設置する方であって、電力会社と電灯契約を締結する方です。 
※応募申し込みを受理した日から2ヶ月以内に工事が着工でき、新築で着工から6ヶ月以内、既築で着工から3ヶ月以内叉は平成14年3月10日のいずれか早い日までに工事を完了できることが条件です。 
※予算の範囲内なので、申し込み順になっているみたいです。お早めに。

Q4.新エネルギー財団の助成を受けるための申し込み書類の入手方法とその書き方は?
A4.
インターネットで書類を入手することが可能です。

Q5.公的な融資制度がありますか?
A5.
認定商品で、3KW以上のシステムであれば住宅金融公庫で200万円の割増融資が受けられます。また、自治体によっては融資制度が存在するところがあります。

 

発電編

Q1.自分の家でどの程度発電できるか知る方法は?
A1.
シャープのページに場所や住宅の型から発電量をシミュレーションするページがあります。

Q2.発電状況はわかりますか?
A1.
大抵の機種では、ワット数が制御版に表示されます。また、削減CO2量等が表示される機種もあります。

 

購入編

Q1.どんなものか試したいので太陽電池パネルを、1枚から売ってくれますか?
A1.
もちろん大丈夫です。値段は130Wで65,000円位です。カタログはこちらです。

Q2.助成等の手続きも含めても含めて購入するまでの流れはどうなっていますか?
A2.
をご覧下さい。

補助金の受け取りまでに3〜6ヶ月かかります。支払いが先なのが、ちょっと痛いところです。

Q3.注文してからどのくらいでシステムの運転を開始できますか?
A3.
約二ヶ月くらいです。

Q4.営業マンには来てほしくありませんが、いろいろと聞きたいことがあります。どうすれば良いでしょうか?
A4.
このホームページから当NGOへお気軽にお問い合わせ下さい。

 

機器システム編

Q1.住宅用太陽光発電システムとはどのようなシステムですか?
A1.住宅に設置された太陽電池で発電した電力を、パワーコンディショナー(インバータ)で直流から交流に変え、家庭内に供給するとともに、昼間の余剰電力は配電線へ送り、足りない場合は従来通り電力会社から供給を受けるシステムです。お湯を沸かす太陽熱温水器とは全く異なります。

Q2.余剰電力の売電とは?
A2.太陽光発電システムの晴天日における1日の発電と消費の推移は、正午頃が発電のピークとなり、ご家庭で使われている電気をまかなったあとも電気があまる状態です。このあまった電力は逆潮流して電力会社へ売ることができます。これを余剰電力の売電と言います。一方、電力消費が比較的多く発電量が不足する朝と夜は今まで通り電力会社から電気を買います。
電気の売り買いは自動で行われますので、面倒なことありません。
また、電気の買取価格は、皆さんが電力会社に支払っている電気代とほぼ同じ単価での買い取りとなります。

Q3.セル、モジュール、アレイとは?
A3.セルとは太陽電池の基本単位で、シリコンでインゴットという結晶柱を作り、これをハムのように薄く切り(ここまでは集積回路と同じ)、それを電極化したものです。
モジュール(パネル)はセルを必要枚数配列し、屋外で利用できるように強化ガラスで覆い、パッケージしたものです。
アレイはモジュールを複数枚、直列あるいは並列に配列し架台に設置したものです。

Q4.変換効率とは?
A4.変換効率とは、太陽電池に入射した光のエネルギーを電気エネルギーに変換した割合を示すものです。
(例)太陽光は晴天時には1KW/uのエネルギーがあると言われています。10%の変換効率とは太陽光を1uの太陽電池に照射したとき、太陽電池出力が100Wとなることを意味します。

 

設置工事編

Q1.太陽光発電システム標準工事とは?
A1.@金属瓦棒葺きで、4寸〜6寸程度の勾配の屋根 A切り妻屋根一面への設置(パネル枚数一面設置可能屋根)

Q2.南向き屋根でないと設置できない?
A2.下記のように屋根方位によって発電量が変わります。
北側…40% ⇒ 設置不適
東側…87% ⇒ 設置適
南側…100% ⇒ 設置最適
西側…87% ⇒ 設置適
数字は南側を100%とした時の指数です。

Q3.既築の屋根への設置はできますか?
A3.既築の屋根に設置する場合、一般的には標準工事に比べ、架台を取り付ける為の別売り金具を屋根に取り付ける工事費が追加になる分高くなりますが、設置は可能です。その場合の費用は、屋根の形状・屋根材・建築後何年により変わり、一概には申し上げられませんので、ご相談下さい。

Q4.電圧は100V・200Vいずれも使用可能?
A4.パワーコンディショナー(インバータ)出力は単相3線200Vにて接続していますので通常通り分電盤より、100Vでも200Vでも引き出すことができます。但し、単相100V、3相200Vの配電線には接続することはできません。

Q5.屋根にシステムを設置するのに、重量に屋根が耐えられるでしょうか?
A5.3KWシステムを設置する場合、太陽電池モジュール及び架台の質量は400Kg以下であり、通常の屋根は耐えられることができます。しかも、1点に加重されるのではなく広く24uに分散します。

Q6.太陽電池モジュールを設置するのにあたって、どれくらいの面積が必要でしょうか?
A6.シャープ住宅用太陽光発電システムの標準3.00KWシステムでは、太陽電池モジュール(1200×802 厚46mm)を24枚+架台で約24u必要になります。

 

維持・メンテナンス編

Q1.システムの耐久性、寿命にはどの程度?
A1.期待寿命については太陽電池モジュールで20年〜30年間、その他の器機は、ほとんど設計寿命が10年程度の部品を使用しております。

Q2.太陽電池モジュール表面の清掃はどうすれば良いのでしょうか?
A2.一般の住宅地区では、汚れなどは傾斜があれば降雨で流されるので清掃はほとんど必要ありません。

Q3.メンテナンスは?
A3.メーカ各社が全国にサービス拠点を構えています。例えば、シャープでは修理及びメンテナンスを全国116ヶ所の拠点を持つシャープエンジニアリングが担当しています。

 

安全保障編

Q1.オイルショックにも対応できますか?
A1.日本は原油の輸入の殆んどを中東地域に依存しております。中東地域の不安定化により、今後原油供給が減少する事態が発生する可能性も否定できません。このため、新エネルギー開発の重要性が再び増してきたのです。
30年程前のオイルショック時には、非常に高価で実用化には程遠い太陽光発電システムでしたが、現在ではコスト的にも性能的にも非常に優れた製品となっており、石油を使わないクリーンな発電システムとして注目されています。ですから、太陽光発電システム等の自然エネルギー発電を増やすことが、オイルショックへの対策となりエネルギー安全保障となるのです。

 

環境問題編

Q1.地球温暖化に太陽光発電システムは本当に役に立つのでしょうか?
A1.地球温暖化問題が大きく取り上げられ、このままでは、2025年には気温が1℃上昇し、海面が20cm上昇、22世紀には気温が3℃上昇し、海面が65cmも上昇し大半の国土が海面下に没すると言われています。このため日本では、世界各国と協調し、炭酸ガスの発生量を2000年以降もおおむね1990年レベルで安定を図ることを1990年10月23日の地球環境保全に関する関係閣僚会議で決定してます。

しかし、一方ではエネルギー消費量と経済成長とは密接な関係にり、その需要は毎年ほぼ3%の増加が見込まれており、炭酸ガスの発生を抑えつつ必要なエネルギー供給する体制に変えていく必要があります。原子力発電は住民運動等で多くを望むことが困難であり、水力発電が地形的に困難な我が国にとって、 クリーンで無尽蔵な太陽エネルギーの利用こそ残された最後の道と言って過言でありません。

なお、太陽電池等を製造する際に使用エネルギーの回収期間は3〜4年です。太陽電池の寿命は20年以上ですから、16年以上、クリーンな電力を発電し続けます。

※CO2の削減効果は1kWシステム当たり年間で約180kg、原油削減量 は1kWシステム当たり年間で243リットルですから、太陽電池1kwを設置する場合、寿命を25年、回収期間を4年と考えると21×180=3780kgのCO2及び21×243=5103リットルの原油を削減することが可能です。

 

その他

Q1.停電時に太陽光発電システムの運転は可能ですか?
A1.自動運転停止機能:商用電力と連係している住宅用太陽光発電システムでは、停電時に太陽光発電が動作していると、電力の復旧作業が行えない関係で停電時と同時に自動停止する事になっています。

但し、自立運転機能により昼間の停電時なら非常用の専用コンセントから最大1500Wの電気を使用する事ができます。※停電復旧後には、パワーコンディショナーが自動的に運転を再開するようになっています。

Q2.時間帯や季節、あるいは天候によって発電量は変わるのでしょうか?
A2.一日でいえば発電量のピークは正午前後。朝方や夕方は低下します。また、季節や天候により発電量に多少の差はでますが、年間の発電量に大きな差は生じません。


Q3.年間どのくらいの電力がえられますか?また、寒冷地に住んでいる場合が落ちないのでしょうか?
A3.建物の規模や立地条件にもよりますが、3.00KWシステムなら、電気代に換算して年間約8万円相当を発電します。また、日本各地の年間の平均日射量は地域によって異なりますが、発電量に大きな影響をもたらすほどではありません。

Q4.海の近くに住む場合に太陽電池が潮風でさびたりしないのでしょうか?
A4.錆や腐食には十分配慮していますが、塩害地域の場合にはオプションの塩害対策仕様をお奨めいたします。

 

 


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